2013年
12月
26日
木
30年前、粗大ごみに出す古い箪笥の引出しの裏に、墨で俳句が書かれていたのを思い出した。
戦前戦中、家は建具屋をしていたので大勢の職人さんが住み込みで働いていたが、若い職人はみんな兵隊にとられた。
その一人が書いたのだろう。
生きて戻りたいおもいを。
うちの家では戦争映画はみない。
母の父は高射砲で目を傷つけ、終戦後両腕を失くした少尉と日本に戻った。
父の父は硫黄島近海で戦死。
祖母の兄はビルマで戦死した。
南方の激戦地や、シベリヤから戻った近所のおじさんたちはもういない…。
複雑な気持ちでA氏を眺めた・・・。
2013年
12月
07日
土
工房の隣にタヌキがう○こを毎日しに来だしてから1年になる。
毎朝、タヌキの体調を心配しながら掃除をするのが日課となっていた。
ところがある日、父が巨大な捕獲用の檻を役場から借りてきてるではないか!
ほんでもって、キャラメルコーンが檻の中に吊られてるではないか!
役場の人いわく「大好物なんです。」
あれから数日、キャラメルコーンはそのままで、たぬきの気配もない。
居心地の良い場所に、ある日突然イカツイ物体が現れた。
落ち着いて用が足せぬ状態になったのか、それとも仲間を集めに出かけてるのか?
明朝、タヌキが棒を持って檻の上に座っていたらどうしよう・・・。
2013年
11月
30日
土
テルヨサン。 お手紙ありがとうございます。
NHK BSプレミアム 『太平洋の楽園を
~ 鶴田真由 ミクロネシア魅惑の島めぐり ~
12月14日(土曜日)19:15 ~ 20:45「前編 ポナペコスラエ編」
テレビを通じてお会い出来ること、楽しみにしております(笑)。
旅の途中、八幡工房に立ち寄って頂けたのが縁で、私達家族は思い出すたびにとてもハッピーな気持ちになれます。
もしかして、エネルギーを送り続けてくれてるのかな?
2013年
11月
27日
水
娘のCDデビューではありません。
ですが、紀美野町でも是非歌って踊って頂きたいです。
応援してますよ~(笑)。
ということで、和歌山テレビさんの番組「ちゃぶ台」の収録がありました。
あの器であの飲み方、マエオカさん! ふって頂き有難うございます!!
放送予定日は12月21日(土)22時から。
2013年
11月
25日
月
ウイズアート展期間中、多くのすばらしい出会いをさせて頂けたことに感謝致します。 今後ともご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
最終日は高野山から素敵な方々に来ていただけましたよー!
2013年
11月
20日
水
彦根の宮大工さんが、和歌山市内のお寺さんの改修工事で出る廃材を、わざわざ工房まで運んでくれる。 そのどの廃材もとても丁寧に釘が抜かれていて、窯の燃料にするのがもったいない。
ある男が言った。
「モノを選んでるのではなく、モノに選ばれているのだ。」
長い間、御経、祈りがしみ込んだ木を廃材といってはいけないね。
また工房にひとつ仲間が増えました。
2013年
11月
18日
月
「サロン・ド・ハチ」化してきたハチラボですが(笑)、想像を上回る陶芸に興味のある方々に支えられ感謝しております。
ハチラボを通じて、和歌山県民の文化度の高さにエネルギーを頂いております。
「体感型ギャラリー」として活動しはじめた当初、こんなに喜んで頂けるとは思ってもみませんでした。
これからも器を探究して参りますので何卒よろしくお願い致します。
ちなみに「和歌山カフェStyle」和歌山リビング新聞社発行の表紙にハチラボ店内が使われております。 買ってね(笑)。
お時間ございましたらこちらもどうぞ。
どこに使われてるかな?
2013年
11月
17日
日
ルーマニアの陶芸展、終わりました。
作品について美術館の方からとても嬉しい手紙も頂けました。
作品は、ルーマニアに居続けることになりました。
論文を書かなくてはいけない状態にもなってしまいました。
2013年
11月
16日
土
最近「これで食っていけてるのか?」と心配されます。
あまりにも頼りないので、心配かけてすいません・・・。(笑)
そろそろ考えんといかんなぁ~。
と、おもいつつここまで来ました。
2013年
10月
27日
日
天狗のお面は西洋人をイメージしてるともいわれてますね。
遠方から幸せを運んでくる象徴でもあります。
この八幡工房も、多くの天狗様に色々教えて頂き成長してきました。
特に食と器の関係は面白く、ハチラボをするきっかけの一つとなりましたが、もうひとつ面白いと思ったのが、外国のいろんな美術大学の内容でした。 うらやましい!と思ったが、ここでも出来るやん!! まず、壁を乗り越えなあかんな…。
2013年
10月
25日
金
雨の日、雨をうけるうつわ。
星の夜、星をうけるうつわ。
ボク、ボクをつつむうつわ。
ナニモノカ、ナニモノカ住むうつわ。
・・・・・。
どんなのできた?
ぼくは見つけたぞ!
信愛幼稚園で。
2013年
10月
24日
木
八幡工房周辺を友人に説明しようと思い、パソコンで地図を開くと、ストンと地図上に人のマークが立つではないか!(笑)
ほんでもって八幡工房も道から画像でしっかり見えるではないか!(田舎なので、最近まで画像がなかった)
友人に説明するのも忘れ、恐る恐る西から東に進んで行くと…、むーちゃん(父)が一輪車を押していました(爆笑)。
たまに庭をパッチ姿でウロウロしている僕なので、冷や汗が出ました。
人工衛星から地上の本も読めるといわれるこの時代、油断出来んなぁ。
2013年
10月
16日
水
「水は低いところから高いところにも流れる。」
雨の日になると思い出す。
空から現れた天水は、軒にかかり地面に降るものもあれば、軒を這い上がるものもある。
天狗は彼に何を伝えたのだろう。
2013年
10月
12日
土
鳥をモチーフにした焼き物は、どの時代からよくつくられるようになったのかな?
埴輪によくあるから、古墳時代からかな?
大昔(弥生時代)のお墓からよく、鳥の骨が出土するのも何か理由があるのかな。
境界線を行き来したり、復活の象徴だったり・・・。
だから、完全と不完全のあいだを意識的に制作したんだろうね。
秋まつり。 鳥居の前で。
2013年
10月
11日
金
日本各地に「なれずし」があると聞きますが、和歌山も有名ですね。
ということで、マスター(トンボ人間の逆襲にカラオケで出演)から頂いた「なれずし」新宮産、初挑戦しました。
子どもたちは、称賛の意味で「汗をかき3日以上放置した夏のわきの臭い(誰の?)」と、言いだしたのですが、伝承されてきた食べ物にそういう例え方があるのかと感心しました。 弥生時代から続いているという説があるが・・・。
チーズ好きにはたまらない、ちょっと癖になりそうな味です・・・。
機会があれば是非日本酒と。
2013年
10月
10日
木
伝わってないかもしれないけれど、なにか感じてもらえてれば嬉しい。
僕の言葉はフワフワ台風の風に消えたが、君たちの「うつわ」はよくしゃべるカタチになったね。
ズシッと分厚い土器、さわってみてどうだった?
何か聞こえたかな? 数千年前のことば。
長谷毛原小中学校の生徒諸君。
2013年
10月
09日
水
なんか、たくさん作っちゃってすいません。
展覧会が終了してから言うのもなんですが、たくさんつくっちゃたんです。
締め切りがないと作業が進まないが、締め切りが近付くとこうなっちゃうんです。
規約を読まずに暴走してしまい、10個位しか出品出来ないのに約300個もこの展覧会の為につくってしまいました。
だって、楽しかったんです!
睡眠不足の家族全員。 とっても楽しかったんです!!
声をかけて頂き、本当に有難うございました!!!
2013年
10月
08日
火
眼帯の彼は、監督のお守りである。
昔読んだ絵本や冒険映画出てくる海賊、戦国武将やアニメ。
そしてゴジラの芹沢大助博士。
大好きな人物はみんな眼帯をしている。
もちろん、いろんな悲しい理由もあるのだろう。
監督の「モコラ」は青いベルトをしっかり巻き、ひとつの目は「生」、もう一つは「死」を今日もみつめ続けているのである。
2013年
10月
06日
日
縄文時代の赤ちゃんの足形。
なぜ足なんだろうか?
だれが形を取ったのだろうか?
どうして焼いたのだろうか?
なんで紐が通せる穴があるのだろうか?
なぜお墓から出土するのだろう?
なんか、いろいろ考えちゃうヤキモノ(うつわ)。
あなたはどんなドラマを想像する?
2013年
10月
05日
土
理由はいろいろあると思うが、思ってもいない事がきっかけになる事もあるよね。
15年前夫婦で船舶免許をとった。(理由はそのうち…)
しかし、その後一度も操船する機会もなくペーパーである。
(といっても、車の運転免許とは違い、船長免許なので、一船舶に一人免許をもっていれば誰が運転してもよい。)
とっくに免許の期限も切れているので、もう一度更新してみようか?などと先日港で考えた。
「俺は○○王になるぞ!」とはいかないけれど。
「総員、そのうち出港準備に備えよ!」
二級船舶なので、五海里までだけどね。
2013年
10月
04日
金
短期間の材料実習にもかかわらず、よく頑張ったと思う。
右も左もわからない作業と色出し実験。
ボクの抽象的な解説?と暗号の様な説明?をよく理解してくれたね。
お互いよく頑張ったと思う。(笑)
ちなみにスプーンは、みかん農家さんがみかんの木でつくりました。
そのうち面白い事を考えてるからね。 フフフフフ・・・・。
2013年
10月
03日
木
この小さな薪の窯が八代目になる。
これまでも、作っては潰しての繰り返しで、それはもう大変な重労働であった。
幸運にも窯を持てる土地があったので、作品を焼くというより、窯というものをつくりたかった。 ついでに、火も入れてみたかった。
そんな窯は、僕たちに陶芸の事だけでない、いろんなことを教え続けてくれる。
興味があれば今度、のぞいてみて下さい。
2013年
9月
27日
金
昔はよかったなんて、僕は言わないし古陶の再現なんてものにも興味がない。
しかし、最近1970年代の航空写真を見る事が出来るサイトがあるので、ちょっとタイムスリップして来ました。
小学生の時、切り倒された神社の大松。 家の前の長屋。 今はない鉄道・・・。
「そういえば!」と、小学生にもどっていた僕は、今は亡き友達との秘密基地の事を思い出し、裏山にかけ登った。 40代の足をガクガクさせてたどり着いた秘密の場所には、携帯電話の鉄塔が偉そうに町を見下ろし建っていた・・・。
2013年
9月
26日
木
自分を知るって難しいね。
自分の今持ってるものを素直に出せばいいんだと思う。
ものすごく個人的でとても狭いモノだとしても、それで救われる友達もいると思うし、自分もきっと何かを得れるよ。
風の強い夜、「アマチュア最高!」 と、叫んでみた。
受ける側にも凄いのがいるぞ! 油断するなよジョー!!
2013年
9月
25日
水
コンバットです。
熱との戦いです。
しかも毛虫にやられ、少し気分が落ちております。
昨夜は陶芸教室の生徒さんに手伝って頂き、少し寝れたので助かりました。
よし! 明日の夜までAMラジオと頑張ろう!!
2013年
9月
24日
火
時間とお金に余裕があるなら、行ってみたい・・・。
FBって便利なんですね。(いまさら)
情報を探さなくてもドンドン公募情報が送られてくるんですね。(いまさら)
20年前は英語で手紙を書いて、資料を送って届いてるのかドキドキして・・・
なんちゅう便利な世の中なんや。(いまさら)
遠い町を想像しながら、今夜から薪窯に火をいれます。
2013年
9月
23日
月
二日間、有難うございました。 とても素晴らしい経験をさせて頂きました。
今回、僕らは期間中だけでしたが、これまでの準備がどれだけ大変であったかよく分かります。 お疲れさまでした。 みなさんの映画に対しての情熱が、ビシバシ伝わる時間でした。 加太の民家での上映会、皆さんのおかげで、映像という共通のことばでつながる‘場‘でした。 素敵なたくさんの監督さんに声を掛けて頂き、小学生チームはとても得るものがたくさんあったはずです。 時間的にすべて見て回れなかったけど、とても濃厚で忘れることの出来ない多くの出会いがありました。 また、いつかつながるといいね。
ただ、ひとつ欲をいえば、コンペで入選した作品を野外上映でみんなで観たかったなぁ~。
2013年
9月
19日
木
白の次は黒です(笑)。
模様も前回とは対照的ですが、どちらもやわらかい印象を受けるね。
陶器にはこのような、やわらかさがほしいね。
赤土に塗った白化粧のやわらかい雰囲気の上に黒化粧の龍。
この強弱がたまらん・・・。
2013年
9月
18日
水
陶芸で最初にやる課題はこれかな? 白化粧掻き落とし。
昔は、白い焼き物が貴重だったので、赤土に白い泥を塗って焼いたんだね。 僕は白磁の透ける白さより、このぽってりした白が好きかな。 それと、このトボケた線がたまらん。
2013年
9月
17日
火
「段取りがあまいっ!」 と、よく言われます・・・。
しかし、ぎりぎりまで作品をさわっちゃうんだよね~。
陶芸は最終、高温で焼くからイメージが変わっちゃうんだけど、最後の最後まで祈りながら作業をすすめていくのだが、今日はもう焼かないと間に合わないですよねェ。 締め切りに・・・。
2013年
9月
16日
月
口から火を吐く怪獣。 子どもには見えてるらしい。
何年か前、人は口から螺旋状のオーラを出していて、その波動で過去や未来が見えるという不思議な人に会ったことがある。 そしてその波動は毎日変化するらしい。
日々せまられる小さな選択の連続は、多分大きく未来に影響しているのかな。
先日、カレーを激辛にするか甘口にするのか迫られた。 そして僕らは激辛カレーを子どもと選んだ。 その結果、子どもの口の火を消すのにタラリー~。
2013年
9月
15日
日
もうすぐです! 映画祭!
今までも大勢の方々に大事にして頂き、また今回もこんな機会を頂けるなんて、なんと有難いことなのか。
今回の「トンボ人間の逆襲」は、22分もあります。
(この第3話は、しつこく何回も編集し直すそうです。笑)
なんとか我慢して見て頂きたいですね(笑)。
「映画の8割以上は俳優で決まる。」と、有名な監督が言ってましたが、わかる気がしました。
ここの小学生監督は脚本を書かないので、それを想像する有能な役者さん達に恵まれていてよかったです。 監督は編集中「ぼくの想像以上に、みんなやってくれてる。」と画面に向かって笑ってました。
2013年
9月
14日
土
最近はどうなのか分らないけれど、僕が小さい頃見たアニメに登場するロボットには人が乗って操縦していた。 外国のロボットは、ロボット自体が知能を持ち動いていた。 国が違えば、ロボットと人間の関係が少し違うように、人が思う器との関係も同じだね。 大戦中、開発されていた悲しいロボットたちが、今の日本のアニメに影響を与えていたんだと、監督とふたりで昨夜は考え込んでしまった。
2013年
9月
13日
金
先日ふらっと立ち寄り、ふらっと乗って帰るつもりが、ふらっと寄って来た青年にガッツリつかまり、マニアックな解説付きで展示を見て回った。
おまけに、ミュージアムグッズの解説までして頂きました・・・。
作品が愛されてるって、しあわせですなぁ~。
しかし、ひとつの作品をあそこまで想像、仮説まで交えて語れるとは!
僕もなんか語れるものないかなぁ~。
2013年
9月
09日
月
八幡工房1キロ以内の土で作り、手作りの窯で、1キロ以内の燃料(木)で焼くとこういうのが出来ます。 (10年以上前の実験)
非常に火に弱い土なので約900℃前後で焼き締まります。
※950℃~溶解。
大きい作品は難しいけれど、20㎝以内の小品だったら本格的な窯がなくても、充分硬い焼き物ができるね。
この近辺には縄文集落跡もあるから、なんだかイメージが広がるね。
2013年
9月
07日
土
9月の28(土)、29(日)は、八幡工房で藍染め体験が出来るのです!
時間は13時から約3時間!
参加費は2000円+材料費(エコバック200円、Tシャツ1000円等)
持ち込みも可能。
必ず汚れてもいい服装で参加してくださいね。
定員10名程度なので予約はお早めに! 9月15日締め切りです。
予約の連絡先は 090-4496-1778(土井)まで。
とってもたのしいです。
9月のギャラリーハチは、「土井知子の染色インスタレーション」を開催しています。 お時間ございましたら是非ご覧いただければうれしいです。
※藍染展ではありません。
2013年
9月
06日
金
今月21日と22日に和歌山県の漁師町、加太で映画祭があります。
そこになんと!!! 監督(息子)がよんで頂けました。
ありがとうございます。
締め切り間近で、気持ちいいクタクタです。
親子喧嘩もあと1戦交えそうですが、なんとかフィナーレを迎えれそうです。
大学の映画研究会のお兄さんお姉さんたちと同じ会場で上映ですが・・・。
どうなる!監督!!
2013年
8月
31日
土
とうとうトウモロコシはならなかった。
多分、今の僕たちには必要なかったのだろう。
きゅうりも、ゴーヤもならなかった。
これもまた必要なかったのか・・・。
今年は暑かったですね。
2013年
7月
19日
金
「野戦パエリア」
五右衛門風呂用の鉄の鍋(どこに使われていたのか解りません)があったので、明日の夕食(壮行会)はパエリアに決まりました。(笑)
埃まみれのブツを見て、
息子:「ほんまのお別れ会にならないでしょうね…。」
父:「昔はマンホールの蓋で焼き肉をしたので大丈夫!」
2013年
7月
13日
土
八幡工房には電気窯と灯油窯、薪窯があります。 その電気窯のカンタル線が切れてしまい、まだ余熱ムンムンの窯の中にもぐり込み修理する事となりました。 なんでこんな暑い日に切れてくれたねん・・・。
数十年前、大学で副手をしていた頃を思い出した。 卒業制作の時期、まだ熱い窯の修理で眼鏡が歪み、やけどまでしてしまったことがあったな・・・。しかし、その頃の経験が今ではとても役に立ってるなぁ。
2013年
6月
30日
日
先日、和歌山リビング新聞社さんで上映会がありました。
みなさまにはとても貴重な経験をさせて頂いております。
その上映会に合わせて、勢いでパンフレットまで作ってしまいました(笑)。
2013年
6月
11日
火
「野生の菜園」と呼ばれる場所がある。
種はまくが、誰ひとりとして草を抜こうとしないことからそう呼ばれるようになった。
その雑草の森の中で、蚊と格闘しながら発見してきた野菜たちは、僕ら家族の中ではこういう生物のように見える。 謎の生き物「ナミヘイ」。
2013年
6月
08日
土
ほんの少し作業が進みました。
思った様にはいかないけれど、これからもゆっくり前進していきます。
黒も、もう少し作業に余裕があれば、濃淡をつけたかった・・・。
2013年
6月
03日
月
最近、テレビの調子がおかしい。
そんな事を言うと、
「まだアナログ放送じゃないの。」
と、言われるが・・・。
家のテレビは、数ヵ月前からテレビ和歌山が入らなくなり、NHKも見れなくなった。そして、数週間前には8チャンネルが!
次々に情報が遮断され、
「もしかしたら明日目が覚めたら過去か未来に・・・。」
子ども達が、不安げに暗いテレビを眺めてそう言った。
そういえば、数十年前に植えた木が大きく成長していた。 木を切ろうと思ったが、家族に止められた。
「じゃあ!森にしよう!!」
ということで、今年の夏はヒョウタンとゴーヤ、ヘチマにカボチャで工房の壁を飾る事となった。
2013年
5月
28日
火
今月号の Lism 6月号(和歌山の情報誌)に、漫画家マエオカテツヤ氏による「スパークエイト」トンボ人間の逆襲が紹介されています。
そして、何と!和歌山リビング新聞社にて、監督と俳優陣による上映会が決まりました!(笑)。
6月23日13時入場、13時30分上映。入場無料。
当日はもしかすれば、
監督監修の「スパークエイト解説資料」(設定、怪獣解剖図等)配られる予定。
(監督、間に合うのか!?)
詳細は情報誌、99ページをご覧いただければうれしいです。
また、6月10日、17日にNHK(Eテレ)にて
「カラフル!」(ぼくは監督 主演は怪獣) が再放送されますので、そちらも合わせてご覧頂き、会場に足をお運び頂ければ有難いです。
2013年
5月
25日
土
”そのこ”はふらっと現れる。 いや、ふわっとのほうかな。
不思議な魅力の”そのこ”はお酒を造っている。
彼女が来ると、風土とお酒の話になる。 それがとても興味深い。
そして・・・。
酔っ払った僕は、水と土がいい場所で、”そのこ”が酒を造る夢をみた。
「とてもおいしい。」ムニャムニャ…。(夢の中でも飲んでます。)
2013年
5月
25日
土
分っちゃいるけど・・・やっちゃいます!
土はなかなか思った様にはいきません。 成形も乾燥も焼成も!(ぜんぶ!!)。
だからやめられないのでありますが・・・。
窯を開けたら、部品が転げ落ち作品同士くっ付いておりました。
君もひとことありそうね。
2013年
5月
24日
金
釉薬の原料で使っていた長石が掘り尽くされた為、入手出来なくなっていた。
その為、新たに色々実験することになりました。
求めてる雰囲気になってくれますように・・・。
2013年
5月
21日
火
約30年ぶりに、昔買ったプラモデルの箱を発見した。
埃が積もった蓋を、ドキドキしながらゆっくり開けた。
あの頃は、これに載って毎日どこかに旅に出てたな・・・。
さあ! 新たな未来に飛びだそう!!
2013年
5月
17日
金
穴窯の小屋にタヌキが住み着いていました。
そのままにしておいてあげたかったけれど・・・。
工房の裏に、アレの山が!
暖かくなって、ちょっと匂って来たので引っ越してもらいました。
2013年
5月
09日
木
5月6日、読売新聞さんの和歌山版に載せて頂きました。
息子が「スパークエイト」を撮りたいと思った原点のひとつ(西サハラ出身の難民の少年との出会い)が、記事として書かれていました。 当時、小学3年生の息子が経験した少年との1週間の生活が、「スパークエイト」の世界の複雑さをつくりあげているのだと改めて感じました。
まだ3話だけの映像では、とてもシュールすぎて解りづらいのですが、こうして文にして頂けて、家族も理解できました。 いやいや、ますます想像がふくらんで来たような・・・。
2013年
4月
30日
火
子どもの頃は平気で触れていたものが、オジサンになった今ではちょっと怖い…。 子どもに捕まえてほしいと頼まれても「かわいそうだから観察だけにしましょう。」と言ってしまう。
5秒以上は直視出来なくなっている自分が情けない。
しかし、その美しい模様をじっくり眺めたい!
5秒眺めては5秒視線を外し、また5秒!
なんとも騒々しい観察に子どもにも笑われてしまう。
しまいには、模様を見ているのか形を見ているのか目が迷路に入っていく。
山が近い工房では、これから沢山のドキドキがやってくる。
2013年
4月
26日
金
2013年
4月
18日
木
あのひとはどうされてるのだろう・・・。
長い間、冷蔵庫の中で眠っていた種を蒔いた。
今までもタイミングがあったのだろうが、遂に土におろしてあげた。
****
数年前、「彼」が現れた。
「彼」はペルーのクスコから日本にやって来た。
インカ帝国のシャーマンの末裔には、なぜか初めて出会った気がしなかった。
マチュピチュでの出来事や、時間や空間の話はとても興味深いものだった。
そして、帰りに ”種” を置いて帰った。
今年の夏、育ってるとうれしいな。
2013年
4月
16日
火
八幡工房の陶芸教室は何も教えない。
なぜなら、指導者がうつわの中で迷子になっているからだ。
そんな陶芸教室展は、いったいどんな事になってしまっているのだろう?
どんな事になってしまってるのか、是非見に来て頂きたいと思います。
2013年
4月
03日
水
ドーシェルさんを中心に、個人でお店をされてる仲間でつくられたカフェマップが新たに仕上がりました。 近く各店舗に並びますので、手にとって頂ければ嬉しいです。
紀美野町をイメージするのにぴったりな地図ですね!
2013年
3月
30日
土
もうすぐ実習が始まるので資料をまとめています。
生活の中でうつわが出来る事って何だろう。
個性的なお菓子のつくり手とうつわのパッチワーク。
コラボじゃないんだよな・・・。
どちらも引き立て合ってなきゃいけない。
時にはその逆もあるが、それもいいと思う。
うつわが葉っぱでよかった時代とそう変わらなくなってきた様に思う現在、
そんなことを思いながら、今日も一日過ごしてしまった。
2013年
3月
29日
金
「芸術とは考えさせられることである。」と、男が言った。
そんな1日だった。
昭和の間から大正へ。 そして、高架をくぐりフランスから韓国まで。
とても魅力的な場所から、色々考えさせられた。
2013年
3月
24日
日
そう強く思った。
そういう事があるのだと、強く感じさせられた。
そしてアシスタントMは布団の中で、寒気と闘いながら後悔した…。
●事件1年前
とある廃屋でAを確認。
・それはとてもドラマチックな出会いだった。 窓からの木漏れ日に照らさ
れているAが、タイムマシーンの中で微笑んでいた。
●事件11カ月前
友人とAを救出。
・救出中、「ここにはあまり長く居たくない」と友人。
●事件2カ月前
工房にAを迎える。
・別の倉庫に預かって頂いていたAを、慎重に迎えた。 しかし、一部輸送
中に破損。 全体のバランスに問題なしの為、修復せず保管。
●事件2週間前
Aの事が気になり始める。
・忙しいという言い訳で、修繕のタイミングがずれていく。
●事件当日
夕刻撮影中、包帯に巻かれたA炎上。
炎上と同時に、アシスタントM発熱!
アシスタントM39℃の高熱まで約1時間!!
締め切りを翌日に迎えた監督はそのままアシスタントSと撮影続行!!!
●事件2時間後
Aに「父をお許しください。」と、監督拝む。
●事件10時間後
アシスタントM、怯えた表情のまま復活。
・事件後アシスタントMは、Aに毎日ウインクしている。
※申し訳ございませんが、画像は恐ろしくて載せられません。
2013年
3月
22日
金
娘がベランダで育てている”豆もやし”が、しっかり育ってきたので娘の音頭で大収穫祭が行われた。
以前しっかり丸刈りになったモヤシは、娘が毎朝日課としていた「よみがえりの水」の儀式のおかげで、モクモクとアフロのように立派に育っていたので、家族で頂く事になった。
まず、こたつ(死語になりつつある?)の中央に置かれたモヤシを家族で観察。 それぞれ感想を述べた後、園主による収穫。 ハサミで一本ずつの収穫に愛情をとても感じたが、終わりの見えない収穫祭の苦行を家族全員乗り越えた。
2013年
3月
14日
木
「○○の動く城」というアニメの様にダイナミックではないが、工房の前に作った(作業中)塀が、気が付けば移動している。 日によって中庭が広く見えたり、狭くなっていたり。 まるで生き物のように元気に庭を動きまわっていた。
しかし、最近疲れていたのだろうか、ぐったり斜めに傾いていた。 そういえば、忙しくて話しかけてなかったことを後悔した。
自然に反しないそのゆるやかな曲線は、もはや塀ではなく、屋根のようであった。 まるで、鉢と皿の境目はどこなのか?と問われているようだった。
しばらく眺めていたのだが、強い風と旅に出そうだったので、かわいそうだが首輪をつけてやった。
2013年
3月
12日
火
縁というのは面白い。 奇跡的なタイミングで、僕らも家族や友人に出会えた様に、大きな円と円が一瞬交わった瞬間、熱い思いを持った者同士にしか分からないモノがあるのだろう。
彼(監督の映画になくてはならない友人)はその日から、静かだった。
監督が用事で現場を空けている時間、僕は気を使い声を掛けたが反応が良くなかった。 なぜなら、彼は役の事だけ考えたかったのだろう。 学校の事やどうでもよい僕の話より、機械の身体になってしまったヨシザワの心に触れようとしていたのだろう。 僕はそんな空気も読めず、少し恥ずかしかった。 楽しいだけでは乗り越えられない迫力を感じた。
彼は現在、役者を目指しているらしい・・・。
2013年
3月
10日
日
「爆発シーンを撮りたい。」という事で、火を使う作業という事もあり、子どもと一緒にあれこれ悩んでみた。
こういう事は多分、パソコンを開けば簡単に色々やり方が出てくるだろうが、ああでもないこうでもないと一緒に考えて、一緒に笑える時間が、より多くのアイデアを生むのだと思った。 結果は「どれもイイ!」という事なので、本番にこの笑い?を備えたいとおもう。(ハプニング続出でした!)
しかし、子どものイメージする爆発に近づけるには、へなちょこなボクには限界なので、将来優秀な多くの仲間と大人になってから制作して頂きたい(笑)。
部屋中が煙に包まれ、TVのニュースでの大気汚染を思わせる1日。
「煙の向こうに怪獣が見える。」 監督より。
2013年
3月
09日
土
なんやかんやパソコンを使うことが多くなってきたのだが、色々見たことも聞いたこともない(多分目にはしていたが、全く情報として頭の中に入ってなかった)暗号の様な数字に悩まされている。
超新人類なら、映画のシーンの様にモノが数字で見えているのだろう。 このご時世、携帯電話も持っていない僕らにとっては、未知との遭遇でのモノリスと猿人のようである。
2013年
3月
02日
土
昨日、とっても嬉しいお知らせがあった。 去年放送されたNHK(Eテレ)の番組「カラフル!」でカメラマンをされていた小口さんが、近畿の部で最優秀賞、全国の部で見事に優秀賞に輝きました! おめでとう!!
思い返せば去年の今頃、監督(息子)が熱く怪獣映画について語り出し、終業式までにみんなに見てもらえる作品を必死に妹と撮っていました。 妹は保育園の年長だったが、必死に兄の指示に従いクタクタになっていたことを思い出しました。
あれから1年、沢山の方に支えられ、今日も元気に撮影に出かけています。
「カラフル!」”ぼくが監督 主演は怪獣”チームのみなさん。 元気をくれて、ありがとう!!
2013年
2月
04日
月
今、凝っていることは? と聞かれたら。
「コンクリートと巨大な鉄の構造物鑑賞。」
と、言ってしまう。 おかしいかな?
一番面白いところは港だが、大きな谷に架かる鉄橋も大好きだ。
鉄道ファンではないけれど、ジオラマ模型なんかも作ってみたい!
と、思うのだが。 そんな時間、ないか・・・。
フランスの海岸でみつけた凄い列車。
最初は機関車かと思ったが、大きな大砲が付いていました。
2013年
2月
02日
土
バレンシアのラストロ(蚤の市)で、ズッシリ重たいゴムの塊に引き寄せられた監督は、そいつを1ユーロで手に入れた。 体長約15センチの怪獣は、ゴミ箱の様な中で大きく手を振っていたそうだ。
メイドインスペインの怪獣の名前を、まだ誰も知らない。
2013年
1月
29日
火
幼稚園の年長さんと一緒に粘土遊びをしました。
①赤土と園庭の土で、柔らかいカタチと素材感の模索。
②白土で硬いカタチと呉須での濃淡。
③感情の表現。(喜怒哀楽や祈り)そしてユーモア。
僕は、とっても楽しかった。
今日はみんなの作品を工房に持ち帰り、ゆっくり眺めました。
作品展、たのしみです。 詳細は後日。
2013年
1月
27日
日
新入り2体がやって来た・・・。
猛烈なラブコールも届くことなく、バルタン星人(2代目)はとうとう姿を現さなかった。
ここまで連続8ゴキブリ(※何度も書くが、ゴキブリという名前ではない)。
八幡工房なのでこれでおしまい。
「あの店、どうなってんねん!!」
2013年
1月
26日
土
朝のテレビ(○○キッチン)の影響なのか、監督(丸まる)は料理にも凝っております。 その、○○こだわりのオリーブオイルではないのですが、〝丸まる”にもこだわりがありまして、そのこだわりに家族の味覚と嗅覚がおかしくなりそうです。 今、思い出すだけで〝そいつ”が谷底から這い上がってきます。
そんな料理を妹だけが「美味しい」と言ってくれるので、今日も〝そいつ”をかわいがっています。
2013年
1月
25日
金
それは、とても美しい城跡だった。 城壁が草で覆い尽くされ、手摺のない歩道の両横では、美しい花が湖面のように静かに風に揺れていた。 そんな、静かな1日を、今日はうつわの中に深く潜り考えていた。
2013年
1月
21日
月
監督のカメラのレンズの中に生き物が住んでいる。 そのへんな生き物は、レンズの中をウロウロしていたが、最近レンズの中心でしばらく休んでいる。 これからの撮影は、このへんな生き物との共同作業になると彼は言う。
2013年
1月
20日
日
いよいよ来週末から「第4話」の撮影と、新たに挑戦する為の作品制作に入る予定。 あらすじは考えるが、脚本を書かない監督なので、完成するまで内容は分かりませんが・・・。 野死本(のしもと)博士がとても気になります!
2013年
1月
19日
土
息子が近所のお店で、ガシャポンをしてきた。
目的は〝バルタン星人”だったが、結果はご覧のとおり。
6連続6ゴキブリ!(笑)
※ゴキブリと言う名前ではないです。